テイ セイギョウ
丁 世堯 助教
2022年9月に京都大学の情報学研究科社会情報学専攻で博士号を取得し、10月に助教として着任した。エージェントの意思決定や、エージェントと人間の合意形成を中心としたマルチエージェントの研究に取り組んでいる。最近、大規模言語モデル(LLM)による合意案の自動生成、LLMと強化学習の融合やLLMによる自律型エージェントを中心に研究を進めている。
自分の研究が実際にどのような社会影響を与えられるのかに関心を持ち、研究機関や企業と連携し、強化学習やゲーム理論などの手法を用いて、エッジサーバの協調、ドローン配送や自動交渉等、多様な社会実装を進めている。エージェントの国際会議の1つであるIEEE ICA-2021において、Best Student Paper Awardを受賞している。